「サンタはいるんだよ」

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数年前に子供が作ったヘクセンハウス。「夢のおうち!」だそうな。



最近、merci!さん宅で繰り広げられていた
サンタの真実についての攻防を書いた記事と、
それに応えたwelcome to my home!さんの
記事を読みました。







関連リンク




私も小6までサンタがいると思っていました。
とはいえ、半信半疑ですが。
けれどその年のクリスマスに
サンタの真実を知らされて
ショックを受けました。


先程のYahoo!知恵袋の回答が素晴らしいのは、
真実を丸ごと告げていないこと、
どこかにサンタの存在を信じられる
余地を残してあげているからでしょう。







子供から「サンタはいるの?」と聞かれたら
どんな風に答えようかなと考えた時、
思い出した本があります。


内藤寿七郎さんという
長い間小児科医として活躍され、
日本人で初めて
シュバイツァー賞を受賞された方が
書かれた著書、「育児の原理」です。


この本には一貫して
子供を1人の人格として向き合うには、
親はどうあるべきかが書かれています。







その中の2項目の一部が
参考になりそうだったので
引用させていただきます。




~内藤寿七郎 「育児の原理」 p245「どうして?」より一部引用~


子供の質問に正確に答えようとすると、
親もわからなくて、
つい「そんなこと、子供は知らなくてもいいのよ」とか、
「うるさいわねえ」などという、そっけない返事になってしまいます。
また、忙しいときや、他に気をとられているときも、ついうるさがって、
つっけんどんな返事をしてしまいがちになものです。
しかし、その時の子供の気持ちを考えてみてください。
子供は世の中で一番信頼しているお母さんに、
どんなことを聞いても答えてくれると信じて質問してくるのです。
このとき、いつもやさしく答えてやることは、大変大切なことで、
子供は、お母さんを通して人間全体への信頼感を育てているのです。

反対に、いつも「うるさいわねえ」とか、
「そんなこと知りません」などと返事されたらどうでしょう。
子供の知ろうとする意欲は失われ、
せっかく伸びかけた考える力も摘まれかねません。





~内藤寿七郎 「育児の原理」 p309「お母さんのウソつき!」より一部引用~


一時しのぎのウソや、その場かぎりのウソは、
子供でもすぐ見破れるものです。
昔から "子供だまし” ということがいわれています。
子供は、だますものではなく、教えさとすものです。
ウソも方便などとの俗語は、育児の場合禁物です。

親たちや大人が、心にもないことを言っていることは
二歳児でもちゃんと見抜けるのです。
二歳児をあなどってはいけません。
甘く見ていると、あとで手酷い反撃をくうことさえあります。
このことを、しっかりと頭に入れておかなくてはなりません。

子供は、信頼には信頼でこたえます。





「どうして?」の項目には、
子供の質問にはファンタジーもふまえて
返答すればよい、正確に答える必要はない
という意味合いのことも書かれています。
「どうして雨が降るの?」と聞かれたら
「神様が水まきをしてるのかな?」などと
答えてみてはどうでしょう、と。







真実を告げる際には、
一時しのぎで適当な作り話をしては
子供に失礼です。


けれど、サンタのことを
子供が本気で信じなくなるまで
無理に真実を告げる必要も
無いのかなと思います。


子供がその存在を想像できる余地を
最後まで残してあげたとしても
誰の損にもならないでしょう?



「サンタはいるよ。
 サンタがいると心から信じている子のところには来てくれるよ。

 けれど、大人になってくると色々分かってくるから
 サンタの存在を心から信じられなくなってしまう。

 サンタは子供の「信じる」力がエネルギーだから
 信じられなくなった子のところには
 サンタは来れなくなってしまうの。
 
 信じられなくなったのは、あなたが大人になった証拠。
 でもそれは、決して悪いことじゃないよ。

 サンタは来れなくなるけれど
 大人になってくれたことがお母さんは嬉しいよ」



私が子供に聞かれたら、
こう答えたいなと思います。
どこかに「サンタはいる」という
可能性は残してあげたい
真実を告げる怖さもあるけれど、
子供たちはきっと分かってくれるはず。
そう信じています。

後は先ほどのYahoo!知恵袋の
アンサーをプリントアウトして
読ませようかな。



真実を丸ごと知ってしまった時は
話しをしてあげるつもりです。
素敵な親子関係だなぁと、
読みながらもらい泣きしました。







リアルではなかなか言えないけれど、
ネットだから白状しちゃおう!

アラフォーになりましたが
私は今でもサンタの存在は
少しだけ信じています。
プレゼントは貰えなくなったけど、
どこかには居るんじゃないかな。

その思った方が楽しくないですか?(*'ω'*)


夫に
「サンタが私にもプレゼント
 持ってきてくれないかなー
 バッグでもコートでもいいんだけどー」
と話したら、これ以上ないほど
シラーっとした顔で見られたけど!
いいもんいいもん!(;´∀`)




長い文章に
お付き合いいただきありがとうございました!
皆様が、素敵なクリスマスを過ごされますように!







内藤寿七郎先生の文章はとても優しくて、
育児に悩んでいるお母さんの背中を
そっと押してくれます。
いつか先生のことを記事として
書きたいなと思っていたので、
この機会に先生のことを紹介できて
良かったなと思いました。

興味を持たれた方が一人でも
いらっしゃれば幸いです。

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Commented by merci-tomo at 2015-12-11 20:43
4HOUSEWORKSさん こんばんわ!
記事リンクしていただいてありがとうございます♡

もらい泣きしてくださったなんて。。。
重ねて本当にありがとうございます~(泣


私もどこかにサンタさんはいると信じています
ご主人 シラーっとしないで話聞いてほしいー!笑
(´艸`*)


4HOUSEWORKSさん
素敵な本をたくさんご存知なのですね~
前回 記事にされていた読み聞かせのオススメ絵本
まだ入手できていないので 内藤寿七郎先生の本も
あわせて探してみようと思います!
Commented by housework45 at 2015-12-12 00:56
> merci-tomoさん
tomoさんこんばんは!
コメントありがとうございます!

本当に素敵なエピソードだったので、
紹介させていただきました。
事後報告になって申し訳ありません(^-^;

けれど、tomoさんと次女ちゃんの
攻防戦を見ていたら、
我が家の子たちもそろそろ疑い初めても
おかしくないなと思ったので、
心の準備も兼ねて記事にしてみました。


内藤先生の本は子供が高校生くらいに
なるまでの「親のありかた」が
書かれているので、全て鵜呑みにしなくても、
参考に出来るところは沢山あります。
見つけたら手に取ってみてください!


そうそう、tomoさんのコメントを見て、
そういえばニックネームを適当に
決めたままだったのを思い出したので
この度yoko45に改名しました。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
by housework45 | 2015-12-11 11:23 | メッセージ | Comments(2)

name : yoko45 ◆◆◆ 関西在住。3姉妹(小5、小2、年中)の母です。家、収納、子供のおもちゃや絵本、ハンドメイドのことなど。


by yoko45