「良いおもちゃ」って何ですか?
2015年 12月 09日
「良いおもちゃ」って何ですか?
「知育玩具」って何ですか?
そんな問いかけに、
長女を出産したころに出会いました。
10年ほど前かな。
友人が貸してくれた本、
「百町森」で活躍されている
おもちゃデザイナー相沢康夫さんの著書
「好きッ!絵本とおもちゃの日々」の中の一節でした。
相沢さんは一貫して
「おもちゃはホンモノであるべき」だと
唱えていました。
大人が本気で楽しめるおもちゃでないと、
子供騙しのおもちゃでは
子供はすぐに見抜いてしまう。
以下のインタビュー記事も宜しければ
読んでみてください。
一部抜粋したものを転載します。
”子供をバカにした、
あるいは子供に迎合したような
玩具は好きではありませんし、
いい玩具とは言えないと思っています。
キャラクターさえ付いていればいい、
どうせすぐ壊すのだから簡素でいい、
そういう考えで作られた玩具です”
ならいごと.jp 相沢康夫インタビューより
自分が思い描いていた
「おもちゃ」の価値観との違いに気づき、
もっと真剣に子供のおもちゃを
選んであげようと思ったのを
今でも覚えています。
おもちゃを選ぶ時の基準として
読んでいたのが以下の2冊。
おもちゃ選びの指南書です。
「プーおじさんの子育て入門」は
百町森のHPで「子育て便利帖」として
一部を見ることができます。
そちらも興味があれば是非読んでください。
私自身もこれが全部出来ている訳ではなないですが、
少なくともおもちゃを選ぶ時はこれらの本や
コラムに書いてある事を意識していました。
小学校に上がった辺りからは基準を大分緩くして、
音が出たり電子系のおもちゃも買うようになりましたよ。
長女が1歳半の記念に購入した
シロフォン玉の塔。
今でも子供たちが大事に使っています。
傷むことも、音が出なくなることもありません。
値段は確かに高いです。
「高いから良いおもちゃ」ではなく
「良いおもちゃだから高い」のです。
それだけの使用に耐えうる頑丈な作りと
子供を飽きさせない魅力があるものが
「良いおもちゃ」である所以だと思います。
他にも以前紹介したプラステンや小さな大工さんも
同じく「良いおもちゃ」であると、先の本でも
紹介されています。
我が家でもそれぞれのおもちゃを
8年前、5年前に購入しましたが、
飽きることなく遊んでいます。
これは安価で楽しめる良質おもちゃ。
コンビから出ているコップがさねです。
我が家では10年使ってて、流石に
積み重ねはしませんが
子供は今もままごとの道具に使ったり
手品師のマネをしたりするのに
使っているみたいです。
現在も販売してますね。
1歳前後のお子さんのプレゼントに♪
トップの写真に載せていたのは
ネフ社のリグノ。
同時にネフスピールも購入したものだから
一時期財布が死にそうになりました(;´∀`)
けれど何年経過してもとても美しい。
今も子供たちは楽しそうに積んでいます。
「ずっと飽きずに遊んでくれる」姿が見れるのも
「良いおもちゃ」だからなのでしょう。
キュービックスまでは持っているので、
後はセラとアングーラが欲しいんですが、
サンタさん来ないかな…(;´∀`)
ちなみにプラレールとトミカも、
三女が好きなので少量ですが持ってます。
プラレールは電池で動くため
「子育て便利帖」の基準からは
外れているかも知れませんが、
子供が喜ぶのでそこは基準を
緩くしてます( *´艸`)
◆キャラクター商品を与えない、について
先の柿田さんのコラムに
上記の言葉が出てきました。
誤解のないように書いておくと
我が家にはキャラもののおもちゃも
沢山あります。
キャラものである点を抜いても
子供が好きなタイプの
おもちゃだと、よく遊んでくれますよ。
我が家でも
子供もがそのおもちゃで遊ぶのは
おもちゃそのものが好きなのであって
「そのキャラが載っているから」
という理由では無い様子でした。
動機づけとして「キャラが載っている」
ということはあるみたいですが。
柿田さんが仰りたいのは
「適当なおもちゃを
”子供があのキャラが好きだから”
という安易な理由で買わないで」
という意味なんじゃないかと解釈してます。
by housework45
| 2015-12-09 13:17
| 子供のおもちゃ・絵本