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子供部屋の整理収納事例1

昨日は次女の部屋の整理をしてきました。
元々の性格を熟知しているとはいえ、自分の物を片付けるのでは無いので【片付け指導】という形で一緒に作業してきました。今後行う予定の『親子でお片づけ』作業の見本になればいいなと思います。


現状の把握


次女から「小さい写真ならアップしてもいいよ」と許可を貰ったので、まずはビフォー写真。整理収納アドバイザーの家と言えばスッキリしているイメージですが、子供はそこまで片付け好きではなかったりします。で、こんな感じになっちゃうんですよね。


↓入り口から見て右側
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↓入り口から見て左側
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↓机の側の本棚
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目標を決める


部屋のお片付けで大事なのは「目標を決めること」。今回は2時間後にお友達が遊びに来ることになっていたので ”2時間で片付けて友達と遊べる部屋にしよう”が目標となりました。



物の量を見る


部屋を見てみると、全体的に物の量が多いです。また、【思い出にしたい物】 と 【捨てにくくてとりあえず保管している物】が部屋の大半を占めていました。【捨てにくくてとりえあず保管しているもの】の中には、学校で制作した教材の残り資材も大量に含まれてます。まずはモノの量を減らすことから始めました。



よく使う場所から


まずは、机の脇にある本棚代わりのカラーボックスから作業スタート。とにかく中身を全て出していきます。

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そこから「使っているもの」や「思い出の品物」を分別していくと、この小さいスペースの中でも不要な物が大量に入っていたことが判明しました。例えば、粘着力の無くなってしまったシール帳とか。懐かしのたまごっちシール帳ですが、本人が「もういいや」と言うので処分。

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成功体験が大事


「本棚を自分で整理できた」という小さい場所からの成功体験が大事で、それをモチベーションに次の片付ける箇所へ進むことができます。

その後も部屋の中にある収納ボックスの中身を吟味。保管した当時は「絶対とっておく!」と言っていても、いま見返したら「どうして保管してたんだろう?」と思う物も結構あったらしく、凄い量の不用品が出ました。


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たった6畳の部屋でこれだけ不用品があったら、部屋も狭くなりますよね。奥に写っているケースも、以前は部屋で人形遊びをする時の台にしていましたが、本人が人形遊びもしない年齢になり「邪魔だからいらない」と言うので処分します。



2時間の作業終了


アフターの写真はこちら。
本人的には「もうちょっと出来たのに!」と、少し物足りなさそうでしたが、本日は時間切れ。”要・不要"の判断は大人でも疲れていくなか、最後まで頑張りました。物が少ない方が気持ちいいと感じるのは大人も子供も一緒ですね。


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本棚には、【思い出ボックス】と【自由研究ボックス】を作りました。ここには彼女にとって特に思い入れのあるプリントや学校で制作した冊子などを入れています。
このようなボックスがあると思い出の品物たちも散らばらず、保管している量も把握しやすいので、【一か所にまとめて、ボックスで保管】するのはお勧めです。


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その後


お友達が遊びに来ても「もうちょっと片付ける!」といそいそ作業していたので流石に止めました(笑) あとは、新しい収納棚が欲しいそうなので、年始になったら買いに行くことになりました。
こうして自分で作業することが、次女の「整理整頓=楽しい」という気持ちに繋がってくれたらいいなと思います。



まずは親子で


子供は【整理が下手】なのではなく、【整理する方法を知らない】だけです。
正しい【整理整頓】の方法を知れば、あとは回数を重ねていけば必ず自分で「いる・いらない」の判断ができるようになります。ただ、最初の「いる・いらない」の判断は、面倒でも親子でやっていきましょう。
「一緒にやるのは無理かな…」と思われる方には、整理収納アドバイザーもお手伝いさせていただきます。



参考リンク


以前にも子供部屋の片づけをテーマにした記事を書いていました。宜しければ参考にしてください。





次回の記事は、我が家流の不要になった教科書・ノート類の「いる・いらない」の分け方を書いていきます。


お片づけは「焦らず、無理なく、少しずつ、根気よく、身近なところから」
兵庫県姫路市 整理収納アドバイザー
有本葉子

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by housework45 | 2017-12-28 10:12 | …子供のもの

有本葉子//兵庫県姫路市・整理収納アドバイザー 今はホームページでも活動中。HP→ http://forhouseworks.com


by 葉子