整理収納アドバイザーになったきっかけ
2018年 01月 29日
(2019年10月7日 追記)
こちらの記事は、ホームページ内のブログに
加筆修正と後日談も書いて、載せています。
加筆修正と後日談も書いて、載せています。
この記事は、私の大きな転機になったものなので、
このままの状態で残させていただきたいと思います。
新しいホームページのブログ記事も、
よろしければ読んでください。
↓ここからが、以前書いた記事になります。
そういえば【なぜ整理収納アドバイザーになろうと思ったか】をきちんと書いていなかったと思うので、この機会にアドバイザーになろうと思った【人生の3つの坂】について、書いておこうかなと思います。
先に書いておきますが、下り坂ばっかり…(;´∀`)

いまから7年ほど前のこと。
一緒に片付けても良かったんですが
「なんで私だけ綺麗にしないといけないんだ」と思ってしまい、
余計にイライラするループにはまっていたかも知れません。
ある時、いつものように子ども達に「早く片付けなさい!」と何度も怒鳴っていと、急に長女が叫びました。

第1の坂:長女の言葉

いまから7年ほど前のこと。
産まれたばかりの三女を抱えて、育児のイライラと言うことを聞いてくれない子ども達に手を焼いていた時期でした。
- いくら言ってもおもちゃを片付けない
- 出したら出しっぱなし
- 次から次へと新しいおもちゃを出してくる
一緒に片付けても良かったんですが
「なんで私だけ綺麗にしないといけないんだ」と思ってしまい、
余計にイライラするループにはまっていたかも知れません。
ある時、いつものように子ども達に「早く片付けなさい!」と何度も怒鳴っていと、急に長女が叫びました。
「片付けなさいって言うけど、片付けってなにをすればいいの!分からないよ!」

両手いっぱいにおもちゃを抱えて泣きそうになっていた長女の目を、忘れることができません。
【片付け】ってなんだろう。
普段よく口にする言葉なのに、いざ「何をすることなのか」と聞かれたら、きちんと答えられない自分に気がつきました。
そこから【片付け】について考えるようになったのが【第一の坂】です。

【片付け】について考えるようになり、雑誌を読んで自分なりに分かっていたつもりになっていた時期がありました。
そこから【片付け】について考えるようになったのが【第一の坂】です。
第2の坂:知識不足が悔しかった

【片付け】について考えるようになり、雑誌を読んで自分なりに分かっていたつもりになっていた時期がありました。
そんな時、友人に「片付けが得意なら、私の家を一緒に片付けてくれない?」と頼まれました。特に深く考えず簡単に受けた依頼でしたが、いざ片付けを始めてみると本当に大変。
- 時間内に終わらない
- 相手が想像したように片付けられない
- 自分の整理の基準を相手に押し付けてしまう
今の自分が見たら卒倒しそうなミスを、当時は平気でしてしまっていました。
しかも、後日に「実は、見つからないものがあってね…」と、その子から告白されました。「大したものじゃないから大丈夫だよ」と笑って許してくれたものの、そんなことをしてしまったことが辛くて。
- もしかしたら、私が捨ててしまったのかも知れない。
- 正しい知識があったら、傷つけずに済んだのかも知れない。
知識不足の自分が招いたことが悔しかった【第2の下り坂】です。
これが「整理収納」について学べる「整理収納アドバイザー」という資格があると知り、取得しようと考えるきっかけになりました。
第3の坂:向き合いきれなかった自分
【整理収納アドバイザー】と名乗って自分以外の方の整理収納をサポートする活動を行うためには、1級資格が必要です。
1級資格は筆記試験に加え【自分以外の方の整理収納作業を行ってレポートを作成し、20分間のプレゼンを行う】2次試験があります。
筆記試験に合格したあと、2次試験のため先ほどとは別の友人に「家を片付けさせて欲しい」と頼み、行かせてもらいました。
その時のその子が「片づけたら自分も変われるんじゃないか」という期待に満ちた目でこちらを見ていて、驚いたのを覚えてます。
- 片付けって、苦手な人にとってはそんなに大きなことなのか。
- もし片付けがうまくいかなかったとして、その責任を負えるのか。
- 知識が乏しい自分が【片付け】を仕事にできるのか。
結果として片付けはうまくいき、私も2次試験にパスして【整理収納アドバイザー】になれたものの、その時にじっくりと向き合いきれなかった出来事が心に引っ掛かって、暫くの間仕事として向き合おうと思えませんでした。
これが、【第3の下り坂】。
それでも伝えたい
別の仕事もしていたんですが、頭の隅では「これは自分がしたいことなんだろうか」という想いがぬぐいきれませんでした。
- やっぱり、整理収納のことを誰かに伝えたい
- どこかに必要としてくれる人はいるかも知れない
そんなときに先輩の整理収納アドバイザーさんが主宰する講座に参加し、改めて「整理が好きなんだ」と気づいてからは活動を再開しようと前向きに考えるようになりました。
さいごに
長々とした文章を読んでいただき、ありがとうございました。
私は過去の自分が情けなかったことを吹きとばしたくて、整理収納のことを誰かに伝えていきたいのかも知れません。
- 「片付けって何をするの?」と聞いてきた長女
- 他人の家の片付けの難しさを教えてくれた友人
- 片付けは、相手と心から向き合わなくてはいけないと気付かせてくれた友人
【3つの下り坂】を経験した今なら、もう少し良い方向に話ができるかも。
そしてもっと知識を深めないといけないと、改めて思います。
ここから先は【上り坂】と【まさか】を増やせていけるように。
西本さんの言葉
最後に、エキサイト20周年企画のページに載っていた "自撮りおばあちゃん” こと西本喜美子さんの言葉を引用させていただきます。
"自分の好きなことをやりなさい、一生懸命やりなさいと言いたいです。
自分で一生懸命になれることを選んで、一生懸命やる。
その“気持ち”が大事なのだと思います"
私がいま好きなことは
- 整理収納を伝えていくこと
- 写真を撮ること
- 文章を書くこと
西本さんの言葉を心に留めて【上り坂】と【まさか】を増やしていけるように、今年一年を頑張ってみます。
兵庫県姫路市
整理収納アドバイザー
有本葉子
「インテリア・収納」部門に応募します。

by housework45
| 2018-01-29 03:56
| …はじめまして