「えきまえ里山(仮称)」に参加してきました・1
2018年 02月 20日
駅前を緑を
先週末になりますが、姫路駅前のキャッスルガーデンにて行われた「えきまえ里山(仮称)」と名付けられた植栽ワークショップに参加してきました。
場所は↓下の写真の右側あたりにある植え込み。
現在は土がむき出しの状態になっているのが分かるでしょうか?
アップにした状態。
以前は別の低木の木が植えられていたそうですが、現在は枯れてしまい、土の表面にはわずかに芝桜が残っている状態。
今回は、地域活性化の担い手を育てる姫路市の講座「マチヅカイ大学」の卒業生が中心メンバーとなって、この場所に市民ボランティアの方々と一緒に植樹を行うという、なんとも壮大な計画。
関連サイト
何故こんな計画が持ち上がったのかは、リビングソイル研究所さんのブログをご覧ください。この活動は ”ただ樹木を植えて景観を綺麗にする” だけではないんです。
作業スタート
道具は貸していただけたので、汚れても良い服と軍手があれば、なんとかなります。ただ、土づくりワークショップの時は長靴が必須だと思いました。でないと靴は汚れます。
残っていた樹木は「姫路の里山」のものではないので、一旦抜いて、持ち帰って別の場所に移し替えるそうです。
中心メンバーの1人である土づくりの専門家、リビングソイル研究所の西山さん。
土の排水の状態が見たいということで、全員で底まで土を掘っています。
状態の把握と排水について
この場所は5m×0.75mのコンクリートで固められたスペース。底の部分は更に狭い0.65m。「大きなプランターのようなもの」だそうです。
↓こちらの記事に状況が詳しく書かれています。
土を底まで掘り返してみると、驚くほどの量の水が底に溜まっていました。排水のために設置されたはずの排水溝のパイプが、底よりも1cm以上高くはみ出していることで、水が排水されていなかったそうです。
まずは底に敷いてある軽石と、溜まっている水を除去する作業。
水を吸ってベトベトしている軽石と次々と溢れてくる溜まっていた水が、まるで泣いているようにも見えて、私も泣きそうになりながら作業していました。
オバサンになると涙もろくて駄目ですね…。
ある程度溜まっている水を取り除いたら、ノコギリでパイプを切断しました。
パイプを切り取ったらあっという間に水が流れていって、ひと安心。
こちらは切り取ったパイプ。何故か持って帰ってしまったので、記念写真。
バーライトという軽石を細かく砕いたものを混ぜました。土の水はけ対策の一環だそうです。参加者全員で元の土とともに混ぜていっています。
まだ本格的な土壌改良材は混ぜていませんが、たったこれだけでも土の感触が最初と全く違うので驚きました!
予定時間を少し過ぎて、今日の作業は終了。日曜日はいよいよ植栽作業です。
植栽の記事は、また次回に。
関連サイト
リビングソイル研究所
今回の植栽ワークショップの記事はこちら
兵庫県姫路市 整理収納アドバイザー
フォー・ハウスワークス 有本葉子
by housework45
| 2018-02-20 22:56
| …ライター,フォト