子供と一緒のお片づけ(和室と押入れ)
2018年 05月 01日
和室の片づけ
恥ずかしながら、こちら我が家の和室です。
本当につい昨日まで、こんな感じの状態でした。近々自宅講座を開きたいなぁと思ったので、そのためにも一番お客様の眼に触れるこの部屋を整えないと!と思い、大型連休でお出かけする合間の時間を使い、本腰を入れて片付けていくことにしました。
何故散らかったか
ともかく、どうしてここまで酷くなったか考えてみることから始めます。
これはお片づけのご依頼をいただいた場合でも手順は一緒。「なぜ片付かないか」を考えると、「どんな風に片付ければ良いか」が見えてきます。
我が家の場合は
- 和室でお昼寝をする子がいなくなった
- 子供布団が不要になった
- 三女が自分で着替えを選ぶようになった
- 私の趣味のモノが増え、あちこちに散乱してきた
つまりは、三女が小学校へ入学したのをきっかけに家族の生活が変わったのに押入れの中の収納が小さい子仕様のままだったので、使いにくかったわけです。
片づけプランを練る
片付かなくなった理由が明らかになったところで、片づけの作戦として
- 不要なものを処分してスペースを確保する
- 三女にも「いらないモノえらび」を手伝ってもらう
- 「使いやすい場所」を正しく見つけて、収めなおす
- 新しい収納用品を買って、趣味のモノを収める
こんな順番で片づけていきます。
不用品を選んでいく
まずは押入れの大半を占めていた布団から選んでいきます。
- 子ども布団、毛布1組
- ブランケット数枚
- 子供用マットレス
以上を処分。自宅講座に小さいお子様が来ることを考えて、子供用布団一組は残しておくことにしました。
ただし、それも頻繁に使う訳ではないので、別の押し入れに収納しなおします。
この場所に残すのは、ブランケット数枚とシングル布団一組のみ。
三女も参戦
遊びから三女が帰宅したので、「いらないモノえらび」作戦に参戦してもらいます。
物凄い写真になってますが、大掛かりな片づけをする際は大体こんな感じなので、三女も動じません(笑)
ただ、これは母親でありアドバイザーである私と一緒にやっているから出来るのであって、片づけの知識がないままお子さんと作業を行うと散らかったまま戻れない状況を作るだけになる場合があるので、どうぞお気をつけください!
見つかる「ラッキー」
「あー!見つかったー!」と言って見せてくれたのは、三女がずっと探していたという双眼鏡。
整理作業を行うと、大体毎回無くしていたと思ったものが必ず見つかります。
「ラッキー」が見つかる訳ですねー。
これは、本当に「整理」で一番嬉しい瞬間じゃないかと思います。
ちなみに、お金も必ず見つかります(笑)
「整理」が完了
作業を始めて2時間ほどで、こんな感じになりました。
収納用品は一切買ってません。むしろ、押入れ右上にあったFit's の収納ケースが減ってます。(下の写真の右上の部分)
比べてみると、凄いは一目瞭然かなと。いかがでしょうか?
三女が作業していた場所も、スッキリ綺麗に♪
ビフォーの写真は撮影し忘れましたが、勉強と関係ない私物で溢れていたランドセルラックも、ようやく本来の姿を取り戻しました。
「整理」は広がっていく
今回の「整理」作業を1階でしていると、長女と次女が「私たちも自分の部屋を整理してくるわ!」と言って、自分たちで片付けに行ってきました(笑)
「整理」は伝わり、広がっていきます。必ず。
三女も、今回の作業をしながら、きちんと「整理する」という言葉を使っていたのが印象に残りました。
「片付ける」とは
7年前、長女に「片づけって何することなの」と聞かれて答えられなった「片づけ」という言葉の本当の意味を、今は子供たちは作業をしながら覚えていってくれている。
それだけでも、アドバイザーになるために勉強してきたことが全て報われた気がする、そんなことを考えていたら少し泣きそうになった片づけ作業でした。
私は、お子さんにもお片づけを覚えていって欲しい方にも、是非一緒に作業をさせて欲しい。
お子さんに「片づけ」の本当の意味を感じて覚えていって欲しい。
我が家の収納の様子を見て貰って、何かの参考にしてもらえるような自宅講座が出来たらいいな。
今回の整理作業を通じてそんな想いが、ふつふつと湧いてきました。
by housework45
| 2018-05-01 05:30
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